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行列Aのn乗

(a)ケーリー・ハミルトンの定理の利用

 A=\begin{bmatrix}a & b \\c & d \\\end{bmatrix}
に対して
 A^2-(a+d)A+(ad-bc)I
これにより A^nの次数下げを行う。
もしくは, A=x, I=1とおき, x^nをこれで割り,商を Q(x), 余りを ax+bと置く。
 xに値を代入して, a, bを求める。
 A^n=aA+bIから A^nを求める。

(b)対角化の利用

 D=P^{-1}APと置くことで,
 A^n=PD^nP^{-1}